ソーシャルメディアコンテンツを考える際の5つのTips

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via flickr by richardjingram

ソーシャルメディア上での公式アカウントの運営で重要なこと、それはもちろんコンテンツです。Chief Content Officer なる職種が生まれていることからもその重要性は理解できると思います。

さて、それではそのコンテンツ、どのように作っていけばいいのか。さまざまなTipsがすでに公開されていると思いますが、Mashableに紹介されていたものが非常にコンパクトにまとめられていたので抄訳にてご紹介。

1. 自分の声を知ること
ソーシャルウェブで話すことはすべてそのブランドらしく聞こえるべきです。例えばSkittle(キャンディーのブランド)のメッセージは、1,000以上のコメントがつき、10,000以上のLikeがついています。その秘訣は、メッセージがキャンディーのようにカラフルで楽しく、創造性にとんでいること。簡潔で毎日更新される、香りの詰まった言葉は、確かに驚くべきものです。言葉という形のキャンディーを毎日楽しませてくれます。
 
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2. コンテンツと時期
伝えたいことのカレンダーを作りましょう。そして人々の生活や季節感との親和性を持たせましょう。1月にサンタクロースのことを気にする人はいませんが、クリスマス後のセールには興味があります。Google Trendsを使えば確認できるでしょう。
 
Macy’sとBanana Republicのツイート比較

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3. オーディエンスを理解しよう
あなたがフォローされ好まれているのはブランドが彼らに何かを提供しているからです。それが何かをしっかり理解しましょう。SKYY Vodkaのツイートはフォロアーの多くに関心がある「究極のブラッディマリー」についてのもので、人間味のある反応をして積極的に会話に参加しています。

SKYY VodkaとGrey Gooseの比較
(download)

4. 問題解決
オーディエンスに対して、彼らが自分で解決できるツールを提供し、ソーシャルメディアチームが正しい情報をシェアするようにしましょう。他人の役に立つことで信頼を構築し、信頼が関係を強固なものにします。

5. 正直であれ
良いコンテンツとはニセモノではありません。それは人、正直さです。それは人間性と視座を持っています。それは本質的にソーシャルなものです。だからこそ、私たちを強く結びつけ、ブランドをフォローし、好きになるのです。
偽りは見破られますが、楽しく、正直で、親和性があれば、友達に推薦されます。これこそソーシャルメディアの全て、ではないでしょうか?

今年一年のコンテンツ計画の見直しの参考として、また時々の振り返りとして確認したくなる内容ですね。 

ご参考

PR担当は仕事の幅を広く捉えてもいいのでは?:コラボや広告もPublic Relations

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via flickr.com 

先週の夜、こんなツイートをしました。

PR担当です。広告使います。コラボします。ソーシャルメディア使います。記者さんともコンタクトします。

何でこんな発言をしたかというと、私のタイムラインに流れてくるPR関連のコメントを読んでいて、PR担当はもっといろんなことをしてもいいはずなんだけどなぁ、と思ったからです。

筆者は今所属する会社で、基本的に「PR担当」という職務を与えられています。ですが上記発言のとおり、一般的にPR担当が行うと思われる以上のことをさせていただいています。

ただし広告費などの予算は持っていないので、色々とレバレッジを利かせることで横断的な活動を実現しています

ということで、今日は筆者がしている仕事の一例をご紹介し、PR担当が仕掛けるコラボと広告の説明をしてみたいと思います。

筆者が勤務している会社は、デモグラでいうとF1層のユーザーが中心のコンテンツビジネスを行っています。通常のメディアリレーションの考え方だと、女性誌などの媒体を通じて情報を伝える、ということになりますが、例えばファッション誌でコンテンツを扱うページがあるでしょうか?

ありません。露出させる枠がないので、掲載されず、情報を届けることができない、となります。

そこで登場するのがコラボです。

女性誌の中には公式ホームページや有料の携帯サイトを運営しているところがあります。ここにアプローチをします。編集部ではなく、Web担当にコンタクトし、一部コンテンツの無料提供とバーターで、特設ページを作っていただき、「もっとほしい人はこちらへ」という具合にリンクアウトして自社サイトへトラフィックを誘導していただきます。

コンセプトとしては、伝統的なPRの「プレゼントパブリシティ」と同じです。違いは既存の枠にあわせるのではなく、自ら枠を生み出す、という点です。

パートナー側のサイト運営者としては、既存ユーザーの満足度向上や活性化、退会防止に役立てることができるので、双方にメリットがあります。

さらにこの仕組みの良い点は、編集と広告を巻き込むことができる点です。

サイト上でコラボを行い、通常では手に入らないコンテンツを提供できるということは、サイトへの新たな訪問者や会員獲得の機会となります。これで何が起こるかというと、サイト上のコンテンツコラボの告知を雑誌の編集ページで行い、さらには自社広告を出していただることになります。

そして、パートナーサイト上の訪問者数が増えれば、筆者の所属する会社のサイトへの訪問者数も自動的に増えることになります。

このケースは「メディアリレーションズ」の延長であり、コストも特別かからないのでPR担当が行っていることはごく自然であり、筆者としてはオンライン、オフラインでのメディア露出に加えて、自社サイトへのトラフィック創出を通じて直接的な収益への貢献もできる、ということになります。

これにソーシャルメディアを加えると、興味をもってくれている人に対して直接キャンペーンのお知らせをすることができるようになります。「無料」などのお得な情報であればそれがシェアされる確立も高まり、コラボページへのダイレクトなトラフィックとなります。とくに小さめのキャンペーン情報は、社内調整や配信コストのかかるプレスリリースは出せないので、このチャネルが活かされるのです。

ちなみに、自社メディアが無いパートナーと組む場合は、ポータルサイトやメールなどでの広告になることもあります。コラボ企画をしていることがわかるバナーやメール広告は通常よりもCTRが高くなり、ROIも高くなります

既存のメディアリレーションだけでは、枠がないと掲載されずターゲットに届かない。じゃぁどうしようか、ということから様々な方法でターゲットに情報をお届けしているのですが、根底にある考え方は共通しています。

「価値あるコンテンツと露出のバーター」です。この考え方はPR担当の方であれば説明不要でしょう。

PRはPublic Relationsの略です。そのことを口にするPR担当者は多くいますが、業務をメディアリレーションズだけに狭めているのはPR担当自身かもしれません。

既存の広告、PR、SPなどの壁は意識せず、多くの人と相思相愛になれる仕組みを作ったもの勝ちなわけで、枠は自分で設定すればいいのです。

事業内容や社風によって前提は異なると思いますが、広告を買う予算が無いなら持っている人に使ってもらえる流れを作ればよいのです。例えば、あるメディアで自社の製品・サービスの露出が決まっている場合、リスティング広告のキーワードにそれを事前に加えてもらう、ということだけでもいいかもしれません。

Start smallで、できるところから、パブリックとの接点を増やす工夫をしてみてはいかがでしょうか?

ということで筆者のブログもタイトルも変えてみました。

ご参考: 

LUPIN STEAL JAPAN PROJECTの目的:コンテンツの再立ち上げから関連サービスへという仕組み #lupin

筆者もプロフィール画像でお世話になっている、ルパン三世。ルパン三世のプロジェクト「LUPIN STEAL JAPAN PROJECT」が立ち上がっているのは多くの人が知っていることでしょう。

LUPIN STEAL JAPAN PROJECTのサイトで盗んでほしいものを入力して楽しむ。
mixiでマイミクになって楽しむ。
Twitterで楽しむ。
・OOHで楽しむ(↓)。

と、各種媒体を駆使して口コミ喚起を図っているこのキャンペーン、「このプロジェクトは、ルパン三世を通じて愉快・痛快な話題を提供して 日本に活力を与えようというプロジェクトです。」とのことですが本当の目的は何なのでしょうか?

公式サイトをよくよく見ると、 

みなさまに愛され続けたルパン三世を、もっと愛されるルパン三世に。今年末から2010年にかけてLupin Steal Japanプロジェクト各協賛企業は、ルパン三世のコンテンツやグッズなどを通して、皆様に「元気」を届けていきます。ルパン三世のさらなる盛り上がりにどうぞご期待ください。

とのメッセージが。

日テレ、バンダイナムコ(ゲーム)、HEIWA(パチンコ)などがスポンサーしているということを考えると、 ルパン三世のテレビコンテンツが年末から展開され、それに先立って「ルパン三世」自体の認知を高めておき、さらにテレビコンテンツからアミューズメントにビジネスを広げていく、というストーリーが想像されます。

複数企業で一つのコンテンツを有効に活用することで、宣伝コストをシェアしながら効率のいいキャンペーンを実施しているといえますね。

おそらく次の犯行予告はクリスマスあたりなのではないでしょうか?しばらくは楽しませてくれそうですね。