Googleも参画した、ゲーミフィケーションを取り入れたエコ生活啓発キャンペーンとその効果

最近目にする機会が増えてきた言葉「ゲーミフィケーション(Gamification)」。ゲーミフィケーションとは、ゲームで使われる手法やノウハウを多の分野に応用する取り組みのことですが、そのゲーミフィケーションを導入したことによる効果が公開されていました。

調査対象となったのはGoogleが新Google Analyticsのテストを行うために参加したRecyclebankの"Green Your House Challenge"。約49,000人が参加したこのキャンペーン、現在は終了していますが、その第2弾とも言える"Green Your Vacation Contest"が開催されています(7月下旬まで)。

さてそのキャンペーンの内容ですが、サイト上の仮想の家の中に用意されたエコロジーな生活をするためのクイズに答えてポイントをため、100以上も用意されたプレゼントを獲得する、というもので、優勝は1万8千ドルのLG製のENERGY STAR推奨キッチンアプライアンスへのリフォームが提供される、というもの。

クイズは例えばこんな感じです(↓ は、Chromeだと表示されないかもしれません)。

また、より多くの友人をキャンペーンに招待するとポイントを増える、という参加者を増やす仕組みも用意されていました。

さて、ゲーミフィケーションを施した、このコンテスト、いったいどのような効果があったのでしょうか。Googleとともに参画したROI Researchのデータによると、

ゲーミフィケーションは、積極的なエコ活動を増やすことができる:このチャレンジの参加者の97%が環境保護の知識が増えたと回答。
ゲームはソーシャルと環境保護活動を促すことができる:54%の既存メンバーと新規のメンバーの58%がこのチャレンジに参加したことによって、エコ活動をすることに対して積極的になったと回答。
ゲームは実際のエコ活動を生みだす力を持っている:コンテストの実施前と後とで報告された活動内容を比較すると、Green Your Home Challengeで取り上げられた活動に増加が見れれた他、中にはゲーム実施前には全く報告されていなかった活動もあった(例:消灯する人が44%増加し、環境にやさしい電球を使用し、水やエネルギーの無駄な消費をを減らす人がそれぞれ32%と36%増加した。また、14%が国内生産品を使用し、7%が衣類をつめたい水で洗うようになったと回答。これらはチャレンジ実施前にはどちらも0%だった)。
ゲームは教育のためのツールとして効率的かつ魅力的である:企業やブランドが情報を伝え教育を行うのにオンラインゲームやコンテストを行う事に86%が賛成し、73%がゲームやコンテストは企業が参加者と交流するのによい方法得あると考えている。

という調査結果になったそうです。

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また、Google Analyticsのデータによると、ゲーミフィケーションによってサイト滞在時間が平均6分から18分に増加し、週に1度はサイトに訪問する人の割合が23.7%から45.4% (91.6%増)になったそうです。

参加者の環境保護に関する知識や活動が増え、サイト訪問に関する数字も自然といい結果となった、という良いことづくめなこのお話。参加者へのプレゼントも協賛を募っていると思われるので(告知のコストが不明ですが)、低コストで運営してROIも悪くなさそうですね。

調査のフルレポートはこちらからどうぞ(要登録)。

Digital Death Campaignからセレブ達が生還:100万ドルの半額は製薬会社オーナーによるもの

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先日のエントリ

でご紹介したセレブ達がデジタルの命を絶って参加した、世界エイズデーのDigital Death Campaignですが、上の画像の通り100万ドルの募金を達成したようです。

そしてそのうちの半額近くが製薬会社、ジェネリック薬の卸会社のオーナーStewart Rahr氏からの寄付であったという報道がNew York Postに出ていました。

記事はちょっと皮肉っぽいタイトル。

Frustrated celebs get back on Twitter thanks to donation from Stewart Rahr (Stewart Rahr の寄付によって、イライラしていたセレブ達がTwitter に生還)

記事によると、

この団体は1週間で100万ドル集まると期待していたが、6日たった時点で集まったのは約45万ドル。
初日の夜サーバーが12時間クラッシュしたことも募金のペースを落とした。
プロモーション不足や参加したセレブ達のTwitterでの影響力を過信しすぎた、という不満も出た。
1日で100万ドル集まると思っていたスターも何人かいた。しかも彼らのTwitterでの存在感が無いことが証明された、との批判も受けた。
Usherは、日曜(5日目)の早朝に我慢しきれずにTwitterを再開していた。

などなど、取材ベースと思われる裏話が公開されていました。

色々あったようですが、募金の目標を達成したことは事実ですし、今回の試みは非常に刺激的なものだったと思います。

来年、改善された形でこの試みがおこなわれることを祈りつつ。。。

Lady Gagaらが参加する世界エイズデーのキャンペーンが始動:その名もDigital Death Campaign

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キャンペーン名はなんとDigital Death Campaign

「私たちはいわばこう言っているのです:我々(の祖先)が生まれた地での、何百万もの人の死より、なぜ一人のセレブリティの死がとても気になるのでしょう」 Leigh Blake氏(Keep a Child Aliveの代表/共同創設者) (Associated Press)

まさに、セレブリティの死ということですね。

キャンペーンサイトには、キャンペーンにデジタルの命を投じたセレブ達、どのくらいの寄付が集まったか、ソーシャルメディへのボタンが表示されています。

多くのセレブが動画のメッセージも作っています。

こちらはAlicia Keysのメッセージです。

アフリカやインドでHIVやAIDSに苦しんでいる何百万ものリアルな人々の命を救うために、デジタル上の自分の命を犠牲にしました。私のデジタルの命を買い戻すために十分な募金が集まるまでは、TwitterやFacebookは更新しません。

キャンペーンサイトのURLは、http://buylife.org/

セレブリティが「募金して」ではなく、「自分の命を買い戻して」と訴えるのはメッセージとして強力ですね。
 
ちなみにLady Gagaの最後のFacebookのメッセージはこんな感じです。

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寄せられているコメントは、GagaへのLoveを伝えるものや募金したという報告に加え、それよりアメリカ国内の問題に目を向けるべきだ、というようなものも見受けられました。

世界エイズデーに、Lady Gagaらセレブがソーシャルメディアを活動停止:チャリティと連動させたキャンペーンに隠された意味

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12月1日は世界エイズデーということで、様々な取り組みがニュースになっています。

海外ではソーシャルメディアを使う著名人が、チャリティーのためにFacebookやTwitterでの活動を休止するそうです

募金が100万ドル集まるまで。

アースデーに「ライトダウン」を行うのは恒例化してきているようですが、「いつもあるものを無い状態にする」という意味ではこれも似ていますね。ただ、寄付金が一定額に到達すると再開する、というのはGrouponに代表される共同購入とセールの成立の関係を彷彿とさせる、とてもうまい試みだと思います。

Keep a Child Alive共同創設者であり、グローバルアンバサダーを務めるAlicia Keysの呼びかけによるものらしく、参加するのは

Lady Gaga
Justin Timberlake
Usher
Jennifer Hudson
Ryan Seacrest
Kim and Khloe Kardashian
Elijah Wood
Serena Williams
Janelle Monae
Swizz Beatz
 
とのこと。

Lady GagaAlicia Keysの2人だけでもTwitterのフォロアーが1000万近くいる、という状態ですから、凄いです。

そのAlicia KaysとKeep a Child Aliveの代表/共同創設者のインタビューがなかなか興味深いので最後にご紹介。これを読むとこのキャンペーンのもう一つのメッセージが明らかになります。

「私たちが常に"on"しているメディアを使うことはとても重要で、いいやり方」 Alicia Keys氏

「これは直接的で、感情に訴えてくる方法。そして人の関心を引く方法としては少し皮肉っぽくもあります。」 Alicia Keys氏

「私たちはいわばこう言っているのです:我々(の祖先)が生まれた地での、何百万もの人の死より、なぜ一人のセレブリティの死がとても気になるのでしょう」 Leigh Blake氏(Keep a Child Aliveの代表/共同創設者)