ワールドカップの公式スポンサーでなくても話題は起こせる:ペプシの「脱ぎます」宣言 #jpn #worldcup

 
 
19日は、サッカーワールドカップの日本対オランダ戦。
 
そのW杯の公式スポンサーではない、ペプシが面白いキャンペーンを企てているようです。
 
ペプシは、もしアルゼンチンがW杯に優勝したら、「ブエノスアイレスを裸になって走り回って祝福する」と発言したアルゼンチンの監督ディエゴ・マラドーナにならう予定だ。彼に引けを取ることなく、ペプシはもしアルゼンチンが優勝したら、ボトルにラベルのついてないソフトドリンクを1週間アルゼンチンで発売すると発表した。
 
If Argentina wins the World Cup, Pepsi Cola plans to follow the example of Argentina's coach Diego Maradona, who says he'll celebrate by running around naked in Buenos Aires. Not to be outdone, Pepsi announced that the company's soft drink bottles will be sold for a week in Argentina with no label if that country wins the soccer tournament.
 
上の画像はその宣言を広告にしたもので、スペイン語で
 
監督が脱ぐなら、我々もやる。ペプシは誓います。
 
"If the coach goes naked, we will, too. Pepsi promises."
 
と書かれてあります。
 
ペプシは以前もペプシはスペインでは「ペシ」?:スペイン語の発音に合せたTVCMキャンペーンを行うなど、サッカー × アルゼンチンの組み合わせを活かした独創的なキャンペーンを行っています。
 
 
 
W杯の公式スポンサーでもないのにもう1500万回視聴されているナイキの動画"NIKE FOOTBALL WRITE THE FUTURE"もそうですが、このペプシのキャンペーンは公式スポンサーにならずとも、スマートな企画さえあれば話題を呼ぶことができる、ということを認識させてくれます。 

YouTubeが投稿ビデオに自動で字幕を付けられるサービスを開始:ビジネスへの恩恵も

これは凄い。。。

YouTubeが、Googleの音声認識技術を使って、投稿されたビデオに「字幕」を付けるサービスを開始するそうです

上のビデオがそのデモですが、しゃべっている内容が字幕になって表示されています。英語からでしょうが、Google音声検索のように日本語にもきっと対応していくことでしょう。

コンテンツが国境をさらに超えやすくなるだけでなく、

・聴覚障害者向けの動画コンテンツ
・語学学習
・字幕によるエンターテイメント(バラエティ番組での字幕の感覚)

などなど、色々な恩恵を生み出しそうですね。

表示する字幕のカスタマイズや、テキストデータへの書き出しなどができると、さらに可能性が広がりそうな感じです。

なぜ孫さんは2万人の社員にツイッターアカウントを持たせたのか?:実は革新的な社内広報かも

昨日のツイート

今朝の日経:ツイッターで得た「外脳」。孫さんのコメント。今後30年の事業ビジョンアイディアが一瞬で1140集まったそうです

が、思いのほかBUZZったので、ソフトバンク x Twitterの件、もう少し考えてみました。

おさらいとして、まずはこのニュース記事

ソフトバンク(東京都港区)のグループ全社員約2万人がミニブログ「ツイッター」を始めることが7日、わかった。昨年末、自身もツイッターを利用している孫正義社長が全社員に命じた。

この報道を受けて、散見されたのが、「ソフトバンクの2万人の社員が宣伝をする」という内容の意見(「ソフトバンク、2万人、宣伝」の検索結果)。

その時は、そうは思えないなぁと思っただけでそれ以上考えませんでしたが、今日社員の方のものと思しきアカウントを眺めているうちに、そうかそういうことか、と納得できました。

目的は社内広報なのです(たぶん)。勘の良い方はこのエントリのタイトルと画像だけで筆者の意図を理解されたでしょう。

画像のアカウントは、ソフトバンク30周年プロジェクト「Twitterで夢を語ろう!」公式事務局である@30th_sbのフォロワーの一名のもの。@30th_sbのフォロワーには社員アカウントと思しきものが多数見受けられます。

デフォルトの画像、フォロー数が3-5程度、フォロワーはゼロで、ツイートも1桁台、というのが、とりあえずTwitterを始めたソフトバンク社員アカウントの典型と言えそうです。

この画像を見ていると、こんなことが想像できます。

ある日社員Aが出社すると、上長から次のようなメールがきていた。「社長命令で全社員がツイッターアカウントを持つように、とのことなので各自作成するように。ちなみに会社の公式アカウントは、@masason、@30th_sb、@Norika_e、@WhiteFamily0103、@SoftBankなのでそれぞれフォローするように。あと、iPhoneを使っているものはTwitBirdをインストールすると使いやすいぞ。つぶやくときの注意事項だが・・・」

こんな文面ではないと思いますが、イメージとしてはこのような連絡があり、

「つぶやけっていわれても何を書いたらいいか分からないし、とりあえず登録・フォローして社長のアカウントくらい暇なときにでも見るか」

自分がもし同じ立場の社員ならこんな風に考えると思います。

でもこれって、会社のPCはもちろんiPhoneや携帯でも見ることのできる、社員向け広報ツールですよね。

2万人もの規模の会社にもなれば、社長の発言や、会社が発するメッセージ、イベントの様子、キャンペーン情報などを全社員に浸透させるのはまず無理。

ただし、Twitterであれば各社員が隙間時間を利用して、孫社長の発言や会社の公式なメッセージなどを読むことができます。しかも、たくさんの情報が詰まった社内報メールなどの場合「読むのめんどくさい」となりそうですが、140字以内の、細切れでちょっとゆるめのメッセージならどうでしょう。典型的な社内広報ツールよりは浸透が図れそうな気がします。

この見方はあくまでも筆者の憶測なので完全に不正解かもしれませんが、上記のような発想の転換をすることで、オープンなTwitterを社内広報ツールに変えることも可能だと思います。

※このエントリは完全に憶測で、社員の方にインタビューをして確証を得たものではありません。事実と大きく異なる、不適切であると思われる場合はコメント欄などを通じてお知らせください。 

世界初?新聞の証券面をアヒルがジャック:アフラックの紙面広告

ずっと以前のことですが、「既成概念を変える発想で広告媒体としての魅力をアピール - 朝日新聞の白い紙面」というエントリを書いたことがあります。要約すると、FMプレミアム紙と呼ばれる特別な用紙を使った広告の紹介で、少々お高いものの広告を非常に美しく見せることができる利点があります。「新聞=再生紙によるグレーな紙」という既成概念を覆した、広告不況打破の試みの一つともいえます。

さて、上の画像、なんだか分かりますよね?そう、アフラックのアヒルです。

掲載されているのはなんと新聞(UAS Today)の証券面というから驚きです。全面ジャックからは、サイトへの誘導をはかる記事下広告があります。

無機質ともいえる証券面だからこそ可能だったと思われるイノベーション。これまで広告価値を見いだせなかったエリアに光を当てた素晴らしいクリエイティブですね。

オバマ大統領の公約違反は7つ:ピューリッツァー賞の"Obameter"はテクノロジーとジャーナリズムのマッシュアップ

(download)

マニフェストによる公約の見直しが話題になっていますが、政治家の発言の実行度を検証し、可視化するサイトのことが今朝の日経に出ていました。

それがPolitiFactというサイトで、運営しているのは、St. Petersburg Times 紙。実はこのサイト、今年4月にピューリッツァー賞を受賞している、というから驚きです。

特にここ目玉になっているのが、オバマ大統領の発言をトラックしている「オバメーター」。 

PolitiFact is a project of the St. Petersburg Times to help you find the truth in American politics. Reporters and editors from the Times fact-check statements by members of Congress, the White House, lobbyists and interest groups and rate them on our Truth-O-Meter. We’re also tracking more than 500 of Barack Obama’s campaign promises and are rating their progress on our new Obameter. 

ポリティファクトはSt. Petersburg Times 紙によるプロジェクトで、アメリカの政治家の発言が本当かどうかを見やすくして提供しています。Times紙の記者、編集者は議会、ホワイトハウス、ロビイストや利益団体の発言をチェックし、"Truth-O-Meter"で評価しています。オバマ大統領の発言については500の公約を追跡し、その進捗を"Obameter"で評価しています。

ネットの拡大によって、マスメディアは窮地に立たされている、というのが世の潮流ですが、テクノロジーとジャーナリズムがマッシュアップすればこんなこともできるのかと、目からうろこでした。

誰かハトヤメーター作って。

ナレーション:「この放送は、東宝と御覧のスポンサーの提供でお送りしますが、サントリーは提供しません」

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これは面白い!

「秘密結社 鷹の爪」の最新映画公開をまえに始まった新テレビシリーズの提供各社のコールで、「非提供」を告げる事態が発生しているそうです。

ことの発端は実際の放送時間と12時間違う情報を誤ってサントリーに伝えてしまった結果、急遽スポンサーを降板したため。番組内で謝罪会見を開き、勝手に告知をしているとのこと。

総統は「再び提供してもらえるように、サントリーさんを勝手に広告宣伝していく」と明言。一方、当事者の吉田くんは「島根では時差の関係で、午前と午後が逆なんです」と見え見えのうそで失態の理由(?)を明かした。今後番組内のCM枠では、鷹の爪団が勝手に作った“サントリー勝手にCM”を放送し、サントリーにアピールしていく方針。またオフィシャルサイトでも“サントリー提供獲得大作戦”を開催し、楽屋裏を描く作戦会議ムービーの公開や、“勝手に広告”を一般から募集するなど、提供獲得のために視聴者を巻き込んだ企画を行っていく。果たしてこの熱心な活動がサントリーの心を動かすか?(シネマトゥデイ

これまで培った関係があればこそできる展開でしょうし、ここまでやればサントリーさんもスポンサーに戻るでしょう。そうでないと逆にちょっとイメージダウンかも。

ボタン0.5個のイノベーション

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このシャツ、「2.5ボタン」をつけたinnovativeなシャツです。

今夏のクールビズのシャツ、これが2009年夏のスタンダード(らしい)。伊勢丹営業本部の山下卓也氏によれば、「2.5ボタン」と呼ばれるBDが売れ筋だという。第2と第3ボタンの間にスナップがついており、Vゾーンの肌見せ感が適度ゆえ、人に清涼感を与えるのである。女性目線にもこれなら十分耐えうる。(Yahoo News

ボタンをはずしてかっこつけたいけど、露出させすぎるのには抵抗がある、という日本人のインサイトを的確にとらえ、それを解決しようという、アイディア商品。

なんだか企画立案のお手本を見せつけられたような思いがしました。