実名SNSというFacebookの特性を活かした、再会を演出するキャンペーン:Tostitos Reunite America
"Tostitos" というトルティーヤチップスのブランドをご存知でしょうか?
ペプシコ社のフリトレー事業部のベストセラーのひとつだそうです。そのTostitosがFacebookを活用した"Tostitos Reunite America"というキャンペーンを行っているのですが、これが実名SNSかつ、アメリカではほぼインフラ、というFacebookの特性を非常にうまく生かしたキャンペーンになっています。
キャンペーンの目的は単純明快で、今は離れ離れになってしまった人との再会をTostitosがお手伝いする、というもの。
その背景にはもちろん
(Tositios)ブランドの役割は人と人とを「結びつけること」(nytimes.com)
というブランドプロミスとの合致があります。
キャンペーンの流れは、
1. 自分のFacebookフレンドの誰と再会したいかを選択し、その人がいかに大切か、なぜ再会するべきかのストーリーを投稿。
2. 再会したい相手側の承認を経て、投稿されたストーリーが公開され、人気投票が行われる。(当然本人は、家族や友人に投票するよう働きかける)
3. 得票数と、Tostitos側の審査を経て再会できる人が選ばれる。
と、なっています。
そして選ばれた人に贈られるものは、
往復の旅行券2泊のホテル宿泊再会を記録するためのビデオもちろんおいしいTostitosのチップス
だそうです。
ということで
4. 再会の時の映像も公開されます。
なんだかずっと以前、mixiが実施した「奇跡の待ち合わせ場所」という企画に通じるものがありますが、実名のソーシャルネットワークのよさを生かしたキャンペーンだと思います。
また、フリトレー社とその代理店の人のこのキャンペーンに対するコメントが深いので最後にそちらもご紹介。
テクノロジーは素晴らしい。私たちは友人とのつながりを維持し、離れていてもテキストやツイートを交わすことができます。しかし、それはまた私たちを引き離しもします。だからこのキャンペーンが約束していることは、魅力的であるべき現実の世界での再会をアレンジすることなのです。(Frito-Lay社 Justin Lambeth氏)Tostitosのようによく知られているブランドの場合、消費者は商品特性もすでによく知っているので、感情に訴えるほうがより魅力的になります。消費者は恐らく私たちが伝えるよりも、自分たちで商品特性を見つけるでしょうし、感情に訴える要素の方が人々とブランドとの距離を縮めることになります。(Goodby, Silverstein社 Nancy Reyes氏)


